タイムゾーン変換ツール|日本時間と世界20都市の時差を一覧(無料)

海外との打ち合わせを設定するとき、時差の計算を1都市ずつやっていては手間がかかります。さらに厄介なのがサマータイムで、同じ都市でも時期によって時差が1時間変わります。

このツールは、日本時間を1つ入れるだけで世界20都市の現地時刻を一覧表示します。サマータイムはブラウザのタイムゾーン情報から自動で反映されるため、時期による違いを意識する必要がありません。UTCとの差も併記します。

処理はすべてブラウザ内で完結し、入力した内容は送信されません。

タイムゾーン変換

日本時間と海外の主要都市の時刻を一覧で比較します。

日本時間を入れると、各都市の現地時刻を一覧で表示します。

サマータイムが計算を狂わせる

日本には夏時間の制度がないため見落とされがちですが、多くの国では年に2回、時計が1時間動きます。

地域夏時間の有無日本との時差
アメリカ本土あり夏と冬で1時間変わる
ヨーロッパあり同上
オーストラリア(一部)あり南半球のため日本と逆の時期
韓国・中国・台湾なし年間を通して一定
シンガポール・タイなし同上
インドなし30分単位の時差
ハワイなし
ニュージーランドあり南半球
ブラジル現在は実施していない

アメリカとヨーロッパでは、切り替えの日付も異なります。そのため、3月や10月には「アメリカは夏時間だがヨーロッパはまだ」という期間が生じ、時差が普段と違う状態になります。この時期の会議設定は特に間違えやすくなります。

南半球は日本と季節が逆です。オーストラリアやニュージーランドの夏時間は、日本の冬(10月〜4月頃)に実施されます。

間違えやすいポイント

落とし穴内容対策
日付が変わる日本の朝は、前日の夜である地域がある日付まで確認する
30分・45分の時差インドは+3時間30分、ネパールは+3時間15分1時間単位で考えない
同じ国に複数の時間帯アメリカは本土だけで4つ都市名で指定する
中国は1つの時間帯国土が広いが全土で統一西部でも北京時間
切り替えの直前直後夏時間の開始・終了日をまたぐ当日の時刻で再確認する
UTCとGMTの混同実務上ほぼ同じだが定義が異なるシステムではUTCを使う

最も多い失敗は、日付を確認しないことです。日本時間の月曜午前9時は、ニューヨークでは日曜の夜です。「月曜の朝に」と伝えても、相手にとっては前日になります。

このツールは曜日と日付も併せて表示するので、相手側の日付が変わっていないかを必ず確認してください。

会議時間を決めるときの考え方

相手の地域日本時間で設定しやすい時間帯相手の現地時刻
アジア(韓国・中国・台湾)日中どこでもほぼ同じ
シンガポール・タイ午前〜夕方1〜2時間前
インド午後午前中
ヨーロッパ夕方(16〜19時)午前中
アメリカ東海岸朝(8〜10時)前日の夕方〜夜
アメリカ西海岸午前(9〜11時)前日の夕方
オーストラリア東部午前中昼過ぎ

ヨーロッパとは日本の夕方、アメリカとは日本の朝が合わせやすい時間帯です。どちらも相手の午前中にあたるため、業務時間内に収まります。

招待状に書くべきこと

  • 両方の時刻を併記する — 「JST 17:00 / CET 09:00」のように
  • 日付も書く — 日付が変わる場合は特に重要
  • タイムゾーンの略称を付ける — JST、UTC、ETなど
  • UTCも併記すると確実 — 解釈の余地がなくなる

カレンダーアプリの招待機能を使うと、相手の環境で自動的に現地時刻に変換されます。手動で時刻を伝えるより確実なので、可能な限りそちらを使ってください。

システムで時刻を扱うときの原則

原則理由
保存はUTCで行うタイムゾーンに依存せず一意に決まる
表示のときだけ変換する利用者ごとに適切な時刻を出せる
タイムゾーンは地域名で持つ「+9:00」ではなく「Asia/Tokyo」。夏時間に自動追従する
オフセットだけを保存しない夏時間の切り替えに対応できない
ログはUTCで統一する複数サーバーの突き合わせができる

「+9:00」のようなオフセットだけを保存すると、夏時間のある地域で必ず破綻します。「Asia/Tokyo」「America/New_York」といった地域名で保持すれば、切り替えの日付が変わっても自動的に追従します。

UNIXタイムはUTCを基準にした通し秒なので、保存形式として扱いやすい値です。変換にはUNIXタイム変換をご利用ください。PC側の時刻がずれている場合の対処はパソコンの時刻がずれるときの対処にまとめています。

この記事で使える無料ツール

まとめ

時差の計算で最も多い失敗は、日付の確認漏れです。日本時間の月曜午前は、アメリカでは日曜の夜にあたります。このツールは曜日と日付も併記します。

サマータイムは自動で反映されますが、アメリカとヨーロッパでは切り替えの日付が違うため、3月と10月は普段と時差が変わります。この時期の会議設定は、必ず当日の日付で確認してください。