WordPressブログの始め方 完全ロードマップ|開設から集客・運用まで全手順

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WordPressブログの始め方 完全ロードマップ|開設から集客・運用まで全手順

WordPressでブログを始めたい。でも「サーバー」「ドメイン」「テーマ」「SSL」と、最初から知らない言葉ばかり出てきて手が止まる。そこで挫折する人がとても多いです。

このページは、当サイトのWordPress関連記事を「やる順番」に並べたロードマップです。私自身、このサイトを含めて複数のWordPressサイトを構築・運用しています。実際にやってみて「ここでつまずいた」「ここは後回しでよかった」という順番で整理しました。

始める前に知っておくべき、3つのこと

1. 初期費用は思っているより安い

必要なのはレンタルサーバー代とドメイン代だけです。合計で月1,000円前後から始められます。有料テーマや有料プラグインは、後から必要になったときに買えば十分です。最初から揃える必要はありません。

2. 最初の1か月は、アクセスはほぼゼロ

これは失敗ではなく、正常です。検索エンジンに認識され、評価されるまでには時間がかかります。ここで「向いていない」と判断してやめてしまうのが、いちばんもったいないパターンです。

最初の3か月は、アクセス数ではなく「記事を公開できた本数」を成果として数えてください。

3. 設定に凝りすぎない

WordPressは設定項目が無数にあるため、「準備」だけで1か月使ってしまう人がいます。デザインの微調整もプラグインの比較検討も、記事が10本たまってからで十分間に合います。

最初にやるべき順番(結論)

  1. サーバー契約とドメイン取得(1日目)
  2. SSL化の確認とパーマリンク設定(後から変えると大変なのでここで
  3. テーマを1つ選ぶ(無料で可。後から変えられます)
  4. 記事を書き始める
  5. 10本たまったらSearch Console・アナリティクスを導入
  6. バックアップとセキュリティの設定

2番のパーマリンク設定だけは、記事を書き始める前に必ず決めてください。後から変更するとURLが全部変わり、それまでの評価がリセットされます。

この記事に出てくる用語

レンタルサーバー/E-E-A-T/バックアップ/パーマリンク/インデックス/ほか計117語をIT用語辞典で解説しています

これから始める人が、いちばんつまずくところ

つまずきポイントどうすればよかったか
パーマリンクを後から変更してしまう記事を書く前に「投稿名」形式に設定しておく
テーマ選びに何週間もかける無料テーマで始める。テーマは後から変更できます
プラグインを20個以上入れる最初は5個以下で十分。増やすほど重く、壊れやすくなります
バックアップを設定しないまま運用する記事が増えてからでは復旧できません。早めに設定を
完璧な記事を書こうとして公開できない8割の完成度で公開し、後から直すほうが速く上達します
アクセスが増えないと1か月で判断する3か月は書き続けてから判断してください

このロードマップの読み進め方

フェーズ1から順に進めてください。各フェーズを飛ばさないことが、遠回りを避けるコツです。

フェーズ1:開設する(1日目)

フェーズ2:土台を整える(最初の1週間)

フェーズ3:書く・集める(1〜3ヶ月目)

フェーズ4:改善する(3ヶ月目〜)

つまずきがち度チェック

運用の月次ルーティン(テンプレート)

  1. 新規記事を2〜4本公開する(ロングテール狙い)
  2. Search Consoleで掲載順位11〜20位の記事を1〜2本リライトする
  3. バックアップの動作とプラグイン更新を確認する(5分)
  4. GA4で人気記事を確認し、内部リンクを見直す

このページはブックマーク推奨です。新しい記事を公開したら、このロードマップにも随時追加していきます。

挫折しないための現実的な進め方

  • 「毎日更新」を目標にしない…続きません。週1本でも半年で26本になります
  • 1本目は自己紹介でいい…完璧な記事から始めようとすると、永遠に公開できません
  • ネタは書く前にストックする…書くたびにネタを探すと、そこで止まります
  • 数字は月1回だけ見る…毎日アクセス解析を眺めても、書く時間が減るだけです
  • 他人のブログと比べない…開始時期も投下時間も違います。比べるなら先月の自分と

サーバー選びで止まってしまう人が多いところです。レンタルサーバー診断ツールに6問答えると候補が3つまで絞れます。迷ったまま進まないより、決めて始めるほうが結果的に早く進みます。

初期費用を抑えたいあまり短い契約を選ぶと、ドメイン代が別途かかって合計では高くなることがあります。契約期間ごとの実際の負担はエックスサーバーの料金を条件から読み解くで計算しています。

サーバー選びで止まっているなら、エックスサーバーとConoHa WINGはどちらが安いかが判断の材料になります。料金差は月34円程度しかないので、そこで悩む時間のほうがもったいないという結論です。

よくある質問

初期費用はどれくらいかかりますか?

レンタルサーバー代とドメイン代だけで、月1,000円前後から始められます。有料テーマや有料プラグインは、必要になってから買えば十分です。

無料ブログとどちらがいいですか?

広告収入を得たい、資産として残したい、という目的があるならWordPressです。無料ブログはサービス終了のリスクと、規約変更で広告が制限されるリスクがあります。書くこと自体を楽しみたいだけなら無料ブログでも構いません。

プラグインはいくつ入れていいですか?

最初は5個以下で十分です。増やすほど表示が重くなり、更新の手間と不具合のリスクが増えます。「便利そう」ではなく「これがないと困る」で選んでください。

パーマリンクは後から変更できますか?

技術的には可能ですが、強く非推奨です。URLが全部変わるため、それまでの検索評価が失われ、他サイトからのリンクも切れます。記事を書き始める前に必ず決めてください。

どれくらいでアクセスが増えますか?

新しいサイトなら数か月単位で見てください。最初の1〜2か月はほぼゼロが正常です。ここで判断してやめてしまうのが、いちばんもったいないパターンです。

AIで記事を書いてもいいですか?

制作手段そのものは問題になりません。問題なのは独自性のない記事を大量生産することです。下書きや構成の整理にAIを使い、実体験・検証結果・自分の判断を人間が足す使い方なら問題ありません。

目的別・最初に読む記事

やりたいこと読む記事
とにかく開設したいWordPressブログの始め方
サーバーを選びたいレンタルサーバーの選び方
テーマを選びたいWordPressテーマの選び方
表示が遅いWordPressの表示速度を上げる
データを守りたいWordPressのバックアップ方法
セキュリティが不安WordPressのセキュリティ対策
アクセスを増やしたいSEO対策の基本
検索に出てこないインデックスされないときのチェックリスト
古い記事を直したい記事リライトのやり方
画像が重い圧縮の匠(姉妹サイトのツール)

実データ公開|70記事・3か月運用して分かったこと

このロードマップは机上の理論ではなく、当サイト自身の運用データにもとづいています。数字を隠さず出します。参考にできる部分も、真似すべきでない部分もあります。

項目実績
公開記事数70本
公開ペース約2か月で70本(これは失敗でした。後述)
52日間の検索表示回数記事70本で216回(サイト全体では268回)
52日間で一度も表示されなかった記事70本中38本
表示回数が最も多かった記事1本で55回(記事全体の約4分の1)

ここから分かった、最も重要な事実がこれです。

本文の文字数記事数表示回数のあった記事合計表示回数表示回数の中央値
3,000字未満46本19本(41%)41回0回
3,000〜4,499字13本4本(31%)19回0回
4,500字以上11本9本(82%)156回8回

全体の16%にあたる11本が、サイト全体の表示回数216回のうち156回(72%)を占めました。ただし、3,000字未満の記事にも表示回数のあるものが19本あり、「短ければ必ずゼロ」という単純な関係ではありません。効いているのは文字数そのものではなく、ひとつの疑問に答えきっているかどうかで、その結果として文字数が伸びていると考えるのが妥当です。詳しい生データと分析の限界は、70記事の文字数と検索表示回数の調査で全件公開しています。

短期間に大量の記事を公開したことが、最大の失敗でした。2か月で70本ということは、1本あたりにかけた時間が短いということです。結果として平均2,400〜2,900字の記事が並び、その大半が検索結果に一度も出ませんでした。同じ労力を20本に集中させていれば、まったく違う結果になっていたはずです。これから始める方は、本数ではなく1本の深さを優先してください。

WordPressサイト立ち上げの3フェーズを示した図WP ROADMAPPHASE 1準備するサーバーとドメイン目的と方向を決める約1週間PHASE 2作るテーマと初期設定最初の記事を書く約1ヶ月PHASE 3育てる更新を続ける計測して直す半年〜公開して終わりではありません。伸びるかどうかは、公開してからの半年で決まります。
WordPressサイト立ち上げの3フェーズ。準備、構築、そして公開後の運用に分かれ、それぞれ必要な期間が違う。

現実的な時間配分|フェーズ別の目安

「1日目に開設」は正しいのですが、そのあとの時間の使い方でつまずきます。当サイトの反省を踏まえた配分を示します。

時期やること時間の目安やってはいけないこと
1日目サーバー契約、ドメイン取得、WordPress導入、パーマリンク設定、SSL2〜3時間デザインに凝る
2〜7日目運営者情報・プライバシーポリシー・問い合わせの3ページ、テーマ決定、解析ツール導入合計5時間プラグインを大量に入れる
1〜3か月目記事を書く。1本に5〜8時間かける週1〜2本毎日更新を目標にする
3〜6か月目Search Consoleのデータを見て、既存記事を作り直す新規と改稿を半々に数字を毎日見る
6か月目以降反応のあるテーマに集中。関連記事を厚くする方向転換を繰り返す

1本に5〜8時間という数字に驚くかもしれませんが、これが検索結果に出るかどうかの分かれ目です。調べる、書く、確認する、図表を作る。この全部を含めた時間です。

実際にやってしまった失敗と、その対処

当サイトで起きた問題を、正直に共有します。同じ轍を踏まないための材料にしてください。

失敗何が起きたか対処
短期間に大量公開1本あたりが薄くなり、38本が表示ゼロに既存記事の大幅な作り直しを、本数を増やすより優先する
出典を書いていない記事が多かった70本中46本に外部の出典リンクがなかった公的機関・メーカー公式へのリンクを追加
タグを記事ごとに作りすぎた記事1本しか紐づかないタグが32個。中身の薄いページが量産されたこれらのタグページを一括でnoindexに変更
タイトルが検索語と噛み合っていなかった実際に表示されている語が、タイトルの先頭になかったSearch Consoleのデータを見て、当たっている語に合わせて変更
内部リンクが少なかった記事どうしがつながらず、1本読んで離脱関連記事へのリンクと、用語辞典への導線を全記事に追加

これらの詳しい対処法は、記事リライトのやり方インデックスされないときの確認手順にまとめました。どちらにも、当サイトの実データを載せています。

最初の6か月に、何が起きるか

期待値を正しく持っておくことが、続けるうえで最も重要です。

時期起きることやるべきこと
1か月目アクセスはほぼゼロ。インデックスもまばら気にしない。書く
2〜3か月目表示回数が数十回。順位は50〜90位まだ判断材料にならない。書く
3〜4か月目特定の記事だけ順位が上がり始めるその記事の傾向を分析する。ここで初めてデータが使える
4〜6か月目反応のある記事と、まったくない記事がはっきり分かれる反応のあるテーマに集中する。ない記事は作り直すか統合する

3か月はデータが溜まるまでの期間だと割り切ってください。この間に数字を毎日見ても、判断材料は増えません。増えるのは不安だけです。週に1回、28日間のデータで見れば十分です。

そして、3か月続けられたかどうかが、最初の分岐点になります。多くの人が、結果が出る前の期間に耐えられずに辞めます。逆に言えば、この期間を越えるだけで、上位に残れる確率がかなり上がります。

この記事で使える無料ツール